2017年08月07日
Cz75 Short Rail Custom reproduction ②
こんばんは。
前回につづいてリアサイトの載せ換えです。
実画像を参考にダブテイルカットを。
ダブテイル後ろのサイトブレードが収まる部分をフラットに削り落とすのですが、板厚で1.8mmは確保できてるのでたぶん大丈夫かと。
金色に見えているのはブリーチを留める雌ネジのインサート部。
半分以上残ってるのでたぶん大丈夫っ。
もともとこの辺は締めすぎるとバカになるので増し締め厳禁ですね。
今回インストールしたのは手持ちのWA製Novakタイプです。
内部機構側。
サイトの裏側をブリーチが収まるようスライド内側と同じくらいまで削りこんでます。
当初考えていたよりもクリアランスが確保できイケそうです。
結果HPよりラクでした。
お約束のローディングノズル上面のガイドを切除し、
今回はそのすぐ後ろの突起も切除しました。
この突起ノーマルサイトの裏面に位置し、
サイトブレードのズレ防止に一役かっているのですが、
私の予想だとスライド上部のリアサイトから前部のクラック(裏側のローディングノズルのガイドレールに位置する最薄部)はこれが悪さしているような気がします。
サイドビュー。
ここで気になるのは、既存のダブテイルの跡が平行四辺形状にポッカリ穴が空きます。
これをABS板にて埋めます。
先にダブテイルを拡張したときに出たHW材で埋めようと考えていましたが、
上手い具合に大きさが取れず断念。
少しでもラクなように予め60°の平行四辺形の断面にしたバーを作製し接着。
最後に表面を面一になるまで削り、ダブテイルを微調整しながらサイトin。
キツすぎず、緩すぎず、隙間なく嵌め合いをとるのが何度やってもなかなか難しいですね。
よーく見ると実画像でも継ぎ足した跡が確認できます。
仕上げ時、綺麗に慣らしてしまうのも良いですが敢えて残すのも乙なのかも。
今回作業途中ではたと思い出し、マルイMEUのNovakが出てきたのでWAとサイズ比較してみました。(画像撮るの忘れました。)
WAのほうが全体的に一回り(0.5mmくらい)オーバーサイズでした。
そのためサイト外形も気になってしまい、
全体のバランスをみながらゴリゴリ削り倒してマス。
それでもまだデカイ。(^^;
実はサイト載せ換えよりもコッチに時間掛かってるのはここだけの話内緒デスw
逆にマルイ製はダブテイルが60°より浅く、
(実物と互換を持たせない為の対策でしょうか?)
マルイ製はNovak公認でせっかくロゴとパテントNo.が入っているのに互換無しです。
残念(-_-)。
また彫るしかないかな。
つづく。
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