2017年08月19日
Cz75 Short Rail Custom reproduction ④
こんにちは
なんだか今年はスッキリ晴れない盆休みとなりそうですねぇ。
早速、ロアフレームの分解から。
この後の組み戻しも以外にサクサク行けました。
それもこれも ゆるほびっ! さん、大変参考になりましたっ。
勝手ながらこの場をかりてお礼申し上げます。m(__)m
と、言うことでスパーハンマーのショートテイル?化から。
ギコギコしーの、シコシコしーの。 ←寒蝉 風w
で、組み込んでみた。
何かとても新鮮。
しかし、よくよく見たら前回記事にて紹介のSphinxも同じかたちしてました。(^^;
トリガーも両サイドを平面だしてヘアライン入れ、他の面は軽くスポンジヤスリで擦りギラギラを鈍い落ち着いた感じに。
エジェクションポートまわり、
エジェクターロッド前部の形状が省略されてるので漏斗状?に削ります。
最近導入したファンテック製 樹脂用カッター(シルバーコーティングカーバイドバー)中々使えます。
粘るHW樹脂もサクサクっと行けちゃいます。
低速回転で使用したいのですが、コントローラー付きのハンドリューターを持っていないので
100均のなんちゃってにチャックして使ってます。
逆にトルクが無くても使えるくらい良く切れます。感動デス('∀')
エジェクターロッドは個体差あるみたいですが、
出っ張りが個人的には気になるので.5mmくらい削り落とし
カマボコ形状も再現。全体的に引っ込めてます。
上: Before 下: after
ポートもこれでジャムらず安心してエジェクト出来そうな雰囲気になりました。
金型ではここまで抜けないのかもしれませんね。
一面だけフラットでいやに狭いのがずっと気になってました。
今回実画像をで初めて確認してみて納得デス。
続いてサムセイフティのクリック感の改善です。
私の所有するsystem7 2ndはABSもHWもクリック感がイマイチ。みんなそうのな?
ということで、矢印形のパーツの先端の屋根型の両脇を削りくびれをつけます。(日本語が難しいっw)
つけすぎるとロックしたままニッチもサッチも動かなくなりますww
やり過ぎたら先端を少し落として調整を。 この辺はtry&errorで。
あとは組み込みの際、スプリングのかさ増しに2mmのベアリングを入れてテンション上げてます。
これでモサァ〜っとしたのがカチッと小気味よく動くように。(^^
フレームにある省略されたピンの再現。
いつもなら平行ピンを埋め込みますが、無精してイモネジの平頭で代用してみましたっ。
2.5mm下穴→3mmタップ→3mmイモネジ(平頭)
マグウェルも角を落としたいのですが、
フレームの片側だけめちゃ細ぉーなってます。T_T
実グリップパネルを見る限り左右対称のような・・・。
最後のグリップパネルの交換時に左右対象に肉増し後、加工ですかねぇ。
自身の気になる所にちょこまか手を入れて、だいぶ印象が変わってきたような・・・。
ひいき目!?
次回はぁー
スライドトップのグルーブと
グリップ フロントストラップ&
バックストラップの滑り止め加工を
何とかしたいですねぇ。(p_-)
チェッカーだと面がそこで寸断され区切られてしまうので、(タクティコーでマッシブな1911ならそれでもいいんですが。)
Czの曲線美を損ねないような、何かを施したいっ。・・・何か無いですかねぇ?
構想中。
タグ :Cz75
2017年08月14日
Cz75 Short Rail Custom reproduction ③
こんばんは
お盆ですねー 今年は涼しいっ!
フロントサイトのダブテイル加工から。
5コマ。説明不要ですねっ。←面倒くさいだけw
フロントサイトはWAのNovakタイプをチョイス。
前回のHPにはじめ載せていたのを乗っけてみました。
真鍮釘からgold beadにしています。ちょっと出っ張りすぎですが。


実画像から比較し改めて見てみると忠実に再現していてたんですね。
アウターバレル加工。って加工済ですが。
中央付近の段付きの所から一旦切断し、
2mm程度詰めてから接着し接合してます。
メッキの下はABSなのでアクリサンデーで接着。
解りづらいので比較。
組み込むとこんな感じ。
ちょっと短くし過ぎたかも。
短くなったおかげで組み込み、取り外しがかなり楽になりました〜。
左:MGC 右:KSC
マズル下の1911で言うところのリコイルプラグ付近のR。なんて言うのかな?
KSCはこのRがついてない。
やっぱりこれも無いとってことでシコシコ。
単純に角を落とすだけですがS字状のラインを同じ幅で落とすのは以外に難しかった。
我ながら端整な顔立ちになり気に入ってマス。
あとはmaid in czech slovakiaの〝C〟の真下にあるくびれの再現。
当時のオリジナルのCzはリブルーを繰り返している為か、エッジが不鮮明でかなり個体差がある。

前回のCZUSAのshort rail customを参考に。
上:MGC 下:KSC
刻印はKSCは深くクッキリ入れられていて好印象ですがフォント自体が大きめです。
maid in czech slovakiaはオリジナルの1stは1行、2ndは2行で違いますがそれにしても文字自体がデカいような・・・。
彫り直すかどうか検討中。

実画像から、ハンマーの短縮化?これも何て言うのかな?
これはハンマーバイトを防ぐ為ですね。
HPにもよく見られます。
次回はこのへんの加工から。
現在、フレームまわりの分解法を先人の方の過去Blog投稿記事を漁り調べてます。
中々複雑で難易度高そうですね。
ハンマーもそうですが、ギラギラのトリガーも何とかしたいので分解は必須ですね。
タグ :Cz75
2017年08月07日
Cz75 Short Rail Custom reproduction ②
こんばんは。
前回につづいてリアサイトの載せ換えです。
実画像を参考にダブテイルカットを。
ダブテイル後ろのサイトブレードが収まる部分をフラットに削り落とすのですが、板厚で1.8mmは確保できてるのでたぶん大丈夫かと。
金色に見えているのはブリーチを留める雌ネジのインサート部。
半分以上残ってるのでたぶん大丈夫っ。
もともとこの辺は締めすぎるとバカになるので増し締め厳禁ですね。
今回インストールしたのは手持ちのWA製Novakタイプです。
内部機構側。
サイトの裏側をブリーチが収まるようスライド内側と同じくらいまで削りこんでます。
当初考えていたよりもクリアランスが確保できイケそうです。
結果HPよりラクでした。
お約束のローディングノズル上面のガイドを切除し、
今回はそのすぐ後ろの突起も切除しました。
この突起ノーマルサイトの裏面に位置し、
サイトブレードのズレ防止に一役かっているのですが、
私の予想だとスライド上部のリアサイトから前部のクラック(裏側のローディングノズルのガイドレールに位置する最薄部)はこれが悪さしているような気がします。
サイドビュー。
ここで気になるのは、既存のダブテイルの跡が平行四辺形状にポッカリ穴が空きます。
これをABS板にて埋めます。
先にダブテイルを拡張したときに出たHW材で埋めようと考えていましたが、
上手い具合に大きさが取れず断念。
少しでもラクなように予め60°の平行四辺形の断面にしたバーを作製し接着。
最後に表面を面一になるまで削り、ダブテイルを微調整しながらサイトin。
キツすぎず、緩すぎず、隙間なく嵌め合いをとるのが何度やってもなかなか難しいですね。

よーく見ると実画像でも継ぎ足した跡が確認できます。
仕上げ時、綺麗に慣らしてしまうのも良いですが敢えて残すのも乙なのかも。
今回作業途中ではたと思い出し、マルイMEUのNovakが出てきたのでWAとサイズ比較してみました。(画像撮るの忘れました。)
WAのほうが全体的に一回り(0.5mmくらい)オーバーサイズでした。
そのためサイト外形も気になってしまい、
全体のバランスをみながらゴリゴリ削り倒してマス。
それでもまだデカイ。(^^;
実はサイト載せ換えよりもコッチに時間掛かってるのはここだけの話内緒デスw
逆にマルイ製はダブテイルが60°より浅く、
(実物と互換を持たせない為の対策でしょうか?)
マルイ製はNovak公認でせっかくロゴとパテントNo.が入っているのに互換無しです。
残念(-_-)。
また彫るしかないかな。
つづく。
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